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テスラが12V系から48V系に全面移行

2023.07.27

米Tesla(テスラ)は、2023年3月1日投資家向けイベント内で、
Cybertruck(サイバートラック)』以降の電気自動車(EV)を48V系に移行する、
「Electric Architecture」について説明しました。

 

これまで、車両の低電圧ネットワークは、テスラ社も含めて12V系が使われてきました。
48V系に移行するのは、ハーネスを細く軽くし、システム全体を小型化するためだという。
12V系が採用されてから60年間、車両に必要となる電力は年々増加しており、今や200Aを越えています。
これを賄うためにハーネスは重くなり、コストも増加しています。
12Vから48Vに変更すると同じ電力に対して必要な電流が4分の1になります。

さらに、同社は次世代EVのネットワークの方向性を示しました。


ECU間のネットワークにEthernetを全面的に採用し、
アクチュエーター/センサーが最も近いECUに接続する形態をとるという。
これにより、次世代ECUは100%テスラの内製とするようです。

「すべてのECUを内製化する事で、個別のECU全部を群としてソフトウェアで
制御できるようになり、柔軟で動的な制御ができるようにする。との考えだ。
加えて、ネットワークをEthernetで統一する事でシステム障害の切り分けが容易になるという。

 

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