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「空飛ぶ基地局」ソフトバンクが成層圏で動作実証

2023.07.14

SoftBank 空飛ぶ基地局「HAPS」の早期実現に向けた取り組み

ソフトバンクは、空飛ぶ基地局の実用化に向けた開発の現状を明らかにしました。
「HAPS(High Altitude Platform Station、成層圏プラットフォーム)」

 

HAPSは高度20kmの成層圏を長期間飛び続ける飛行体で、移動通信システムの基地局を搭載することで、
基地局が整備されていない地域にブロードバンドサービスを提供する事ができます。

 

「Starlink」[米SpaceX(スペースX)]など人工衛星を使う衛星ブロードバンドサービスと比較すると、
専用のアンテナが不要で、スマートフォンで直接通信できる事が最大のメリットです。
さらに衛生よりも飛行高度が低い為、低遅延・大容量の通信サービスを実現できる可能性があります。

 

HAPSは翼に搭載する太陽電池の電力源に、成層圏を時速50~60kmの速度で円を描くように飛びます。
1機で直径200kmのエリアをカバーし、日本全国なら数十基でカバーできるとの事です。

 

事業化の目標は2027年で、まずは赤道付近の地域を対象にサービスを提供する予定です。
実証実験の結果から事業化には機体構造の軽量化やモーターの高性能化、
バッテリーの高容量化などが必要な事が分かり、更に開発が活性化される見込みです。

 

サーテックでは、他にはない製品を世に出したい!
そのようなお気持ちに寄り添い、
特殊基板材料・新しい材料・新しい工法を検討し、ご提案致します。

 

まずはお気軽にお問い合わせください。

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