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GNSS(全球測位衛星システム)

2022.01.13

GNSS(全球測位衛星システム)(Global Navigation Satellite System)

準天頂衛星「みちびき」
 

GPSをはじめとする衛星測位は、カーナビやスマートフォンに搭載されたことから、
私たちの生活に身近なものになっており、今後ますます精度が高まっていくといわれています。

このようなサービスには人工衛星を用いた「衛星測位システム」が使われています。
4つの人工衛星とカーナビやスマートフォン等の受信機の距離を測定し、

それがひとつに交わる点が計算され、今いる位置が分かります。

 

GPSは、元々アメリカ国防総省が軍事目的の為に開発し、1990年代からは民間にも普及し始めた、

アメリカが運営するグローバルの衛星測位システムです。

各国の運営する衛星測位システムは、
日本:みちびき、 中国:北斗、 欧州:ガリレオ、 ロシア:GLONASS、 インド:IRNSS となります。
これらの衛星測位システム全体を総称して、GNSS(全球測位衛星システム)と呼んでいます。
最初に運営されたGNSSであることから、衛星位置測位の代名詞として「GPS」が使われています。

 

私たちは日頃から、GNSSを活用しており、私たちの生活やビジネスを変革してきました。
現在のGPSの測位精度が5~10メートル以内であるのに対し、
新しい高精度測位テクノロジーの精度は数センチメートルや数ミリメートル以内となります。
この技術により、土砂災害の警告や自動運転車など、新たな可能性が広がってきています。

 

2021年6月、アメリカの衛星測位システム(GPS)の第3世代「GPSⅢ」の5機目の衛星が打ち上げられました。
完全な運用が始まると、更なる精度向上、欧州との高精度測位信号の共通化が見込まれ、
私たちの生活もより快適になるだろうと期待しています。

 

サーテックは、私たちの生活を快適で安全に送る事ができるように、
プリント基板、フレキシブル基板(FPC)の試作開発、設計製造のお手伝いをさせて頂いております。

 

■問合せは下記よりご連絡下さい。
 mail:info@cir-tech.co.jp
 TEL :053-522-9255

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