既存材や既存設備に頼らない自由な発想で
研究者・開発者の皆さまの理想を形にします
基板設計受託サービス
フェーズ2:設計段階
基板設計受託サービス
見えない部分に、サーテックの設計思想。
使いやすさから量産まで見据えた最適設計
サーテックでは、電子製品の企画から量産までを一貫してサポートする中でも、基板設計フェーズを特に強みとしています。
基板設計は、電子製品の性能や信頼性、製造効率に直結する重要な工程です。実装性や放熱、ノイズ対策、高速信号処理など、細部にわたる配慮を標準とし、製品の立ち上げスピードと品質の両立を実現いたします。
サーテックが一番大切にしているのは、単なる回路図の反映にとどまらず、最終製品の使用シーンやユーザーの操作感、筐体との収まりまでを見据えた設計を行うという点です。
それにより、量産時の手戻りや現場トラブルのリスクを大幅に軽減します。
“見た目には見えない部分”だからこそ、使いやすさや長期使用に耐える設計思想が製品の信頼性に直結します。基板設計にこそ、サーテックのものづくりへのこだわりが表れます。
― サーテックの一番の強み
フレキシブル基板設計 ―
フレキシブル基板設計のエキスパート
「専用設計×次世代材料×最新配線技術×加工技術」
4つを掛け合わせ、新たな付加価値を。
フィルム上に導体回路を形成したフレキシブル基板(FPC)は、「薄く・軽く・柔らかい」ことが最大の特徴です。曲げたり折り畳んだりできるため、狭い隙間や複雑な形状の筐体に沿わせて設置したり、繰り返し可動するHDDヘッドや筐体ヒンジ部への利用に最適です。
また、硬質基板に比べて極めて高精細な回路形成が可能なため、基板自体の小型化を実現。 小型・軽量化が求められる電子機器には欠かせない存在となっています。
私たちは、このフレキシブル基板の特性を活かし、医療機器や光学、航空宇宙といった最先端分野の設計から製作までを得意としています。
さらに、従来のリジット基板技術も有しているため、自動車や民生機器などの厳しい環境下にある製品向けにも、新たな活用方法をご提案可能。豊富な知識と経験を持つ技術者による専門的なサポートが強みです。
フレキシブル基板は設計の自由度が高い反面、不適切な設計により「部品の付け根にクラックが入る」や「基板が裂ける」などの問題が起こり、基板寿命が著しく短くなるリスクがあります。
そのような課題に対しても、サーテックでは使用環境や構造、形状、実装部品を総合的に考慮した専用設計をご提案し、耐久性の高い製品づくりをサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。
特殊基板設計の実績
(一部紹介)
新技術基板製作
- 透明フレキシブル基板の回路形成
- 透明レジスト
- フレキ基板(FPC)のドライエッチング
特殊基板製作
- 3D-MID配線基板
- 8層電子部品内蔵基板
- アルミナ薄膜回路基板
- 高耐熱樹脂埋込基板
- 14層ビルドアップリジットフレキ基板
- 8層IVHリジットフレキ基板
- 耐熱メンブレンスイッチ開発
- 導電ペーストファインピッチ回路印刷
- Ti/Au配線基板(L/S:10μm/10μm)
- パリレンベース脳内埋込電極
- ハーネス代替長尺フレキ基板
- ロボット向けMEMS 3軸力センサストレッチャブル基板
- PET基板+DFRパターン+Auめっき
- PET材薄膜回路形成+透明レジスト
- ポリイミドベース+アルミ配線
- 曲面への透明電極形成による静電容量センサースイッチ開発
特殊加工・実装
- ACF加工(COF、FOG、FOB)
- ベアチップ ワイヤーボンディング
- 金スタッドバンプ実装
- Auめっきバンプ
- ACFフリップチップ実装
- TEG(Test Element Group)製作/実装
- 厚付けめっき+平面ザグリ加工
- ガラス基板へのレジスト塗布
- 実装済みアルミ基板の分割加工
- Snめっき基板製作
- PTFEメタライズ加工(Ti+Cu)
- 12層基板(全層200μm)+基板端面R処理加工
