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レーザー照射で宇宙ゴミを除去

2024.04.24

宇宙産業にとって悩みの種である宇宙ゴミ(スペースデブリ)を
レーザーを使って除去する世界初のサービスの実現に、日本企業が挑みます。
 
スカパーJSATの社内スタートアッププログラムから
2024年1月12日に設立された「Orbital Lasers:オービタルレーザーズ」が、
2025年度の事業化を目指しています。
 
宇宙空間にはすでに大量のデブリが存在し、その数は年々増え続けています。
欧州宇宙機関(ESA)によると、2023年12月時点のデブリの数は、
10cm以上が3万6500個、1~10cmが100万個、0.1~1cmが1億3000万個もあるという。
多数の衛星を一体で運用する衛星コンステレーションの急増は、
デブリの増加に拍車をかけるとみられています。
 
Orbital Lasersはデブリ除去について2種類の事業を計画しています。
 
1つは、2025年度の事業化を予定している、
「DTB(Detumbling)事業」で、回転しているデブリをレーザーで止めて
姿勢を静定するための衛星搭載ペイロードを開発・販売する。
 
もう1つは、同社自らがデブリを除去する「ADR(Active Debris Removal)事業」で、
2029年度の開始を目指しています。
 
Orbital Lasersはデブリ除去事業に加えて、宇宙用のLiDARを衛星に搭載し、
高精度な地表面の高さデータを提供する事業を計画しています。
 
サーテックもフレキ基板及びプリント基板設計を通して、
様々な分野の技術に貢献し、健やかで心豊かに生活できる社会の実現を目指します。
 
■問合せは下記よりご連絡下さい。
 mail:info@cir-tech.co.jp
 TEL :053-522-9255
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