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巡回ドローンの第2世代機

2024.01.31

セコムは、国内初となるAI(人工機能)を活用して巡回監視や侵入監視を行う
ドローン「セコムドローンXX(ダブルエックス)」を開発し、2024年春に発売を予定しています。

 

セコムは、2015年12月に、民間防犯用としては世界初となるドローンを自社開発し、
「セコムドローン」として商品化しました。
顧客の敷地内への侵入があった際に不審者を自律飛行で追跡し、
その映像を同社のコントロールセンターに送信して迅速な対応につなげる役割を担っています。

 

2018年頃から次期ドローンの検討に着手し、
飛行性能の向上やAI活用などによる機能強化を目指してきました。

セコムドローンXXは、新たに人や車両を検知する画像AIを搭載する
「巡回監視」「侵入監視」という2つのシナリオを実装しました。

 

従来機と比較して飛行時間が約2倍の最大20分、
最高速度が約4倍の最高時速36km(自律飛行時)に向上している。
これによって、最大で半径約6kmのエリアを警備する事が可能となりました。
また、耐風性能を約2倍の平均10m/秒に高め、可視光カメラに加えて
赤外線カメラも搭載している為、悪天候時や夜間における監視能力も大幅に向上しました。

 

詳細は非公開だが、現在、航空自衛隊および海上自衛隊の
防衛施設向け監視システムにおける現地実証試験も進行中との事。

 

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