鴻海子会社とカナダの電池メーカーが提携

 

台湾・鴻海科技集団(Foxconn)とカナダBlue Solutionsは、
2023年9月28日、Foxconn傘下の電池材料メーカー、
台湾・芯量科技(SolidEdge Solution)とBlue Solutionsが
電動2輪車向けの全固体電池システムとそのサプライチェーンを
共同構築する事に合意したと発表しましたた。
量産開始時期は未公表だが、早ければ2026年になる可能性があります。

 

Blue Solutionsは、フランスの交通・物流システム大手Bolloreグループ
の子会社で、金属リチウム(Li)を負極、ドライポリマーを固体電解質するとする
全固体電池(LMP(Lithium Metal Polymer))のメーカーです。
2002年からこのLMPを量産する全固体電池製造の最古参との事。
Blue Solutionsは現時点で年間1.5GWhを量産しています。

 

今回の芯量科技とBlue Solutionsの共同開発も、
Blue Solutionsが手掛ける第4世代(GEN4)技術をベースにし、
当初の想定市場はインドネシアで、2030年までにその電池を搭載する
電動2輪車を1,300万台にするのが目標との事。

 

電動2輪業界に大きく影響があり、今後の開発動向・販売競争に目が離せない。

 

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