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電気自動車(EV)の普及課題

2023.10.16

車載電池の主な取引関係

電池メーカーと自動車メーカーの多くは、それぞれ兆円単位の投資をして
ギガファクトリーと呼ばれる大規模なリチウム(Li)イオン2次電池(LIB)の電池製造工場を建設中です。
電池だけへの投資額は明らかにしていないが、
電気自動車(EV)関連全体で2026年までに600億ユーロ(約:9兆円)という状況です。

 

ソニー(当時はソニー・エナジー・テック)が、
LIBを世界で初めて量産したのは1991年。そこからの32年間、
LIBのエネルギー密度は単位重量当たりで2倍超、単位体積当たりで3倍超になりました。
但し、電極や電解液の基本構成は大きく変わっておらず、
マイナーチェンジの繰り返しでここまで来ており、
これまでのLIBの技術の枠組みでは、これ以上の性能向上は難しくなってきています。

 

他国メーカーに比べ、日本勢は電池開発・量産化が出遅れているようです。
今後、電気自動車(EV)が普及するには、生産から使用済みバッテリーの回収・
リサイクル(再生利用)とリユース(再利用)の体制整備・構築が重要になり、
自動車メーカーが、大きく負担されているのです。

 

サーテックでは、プリント基板設計を通して、
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