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特定有害化学物質管理:chemSHERPAの活用1

2023.02.27

セットメーカー様(最終製品メーカー)は、
最終製品になってから特定有害化学物質の濃度を測定する事は困難です。
技術文書作成に必要な確証情報・エビデンス(証拠)を取得する為、
サプライヤーからの遵法確認情報を頼りに行う必要があります。

 

RoHS(Ⅱ)指令の遵法確認において、非含有保証、
CE(EU基準適合)マーキング、整合規格EN50581に適合した技術文書作成等は、
川下企業の義務ですが、その対応を川中(部品製造)企業、川上企業に求め、
サプライヤーの協力を得て行う必要があります。

 

部品構成表(BOM)を用いたサプライヤーから収集する確証情報の決定整合規格EN50581では、
技術文書を作成する上で、技術文書に含めるべき要素として
「製品中の材料、部品および/または半組立品の間の関係を表す情報」を要求しています。
chemSHERPA(ケムシェルパ)」でサプライヤーから集めることも有功かつ効率的な手段です。

 

成形品に、どの物質がどのぐらい含有されているか、
同時に製品を最小単位の構成成形品に分解し、サプライヤー管理を行う必要があります。
RoHS(Ⅱ)指令とREACH規則との差異が縮まってきて、
共に部品構成表で管理する必要性が生じてきています。

 

該当する成形品・最終製品を取り扱う川上から川下の全ての製造者や販売者が、
正確に一般製品安全指令(GPSD)の規制への判断を行うには、
chemSHERPA(ケムシェルパ)を活用し、統一の形式で正確な情報伝達を行う事が求められています。

 

サーテックでは、【QCD+Ecology】に重要な設計、材料やツールの選定、管理を徹底し、
お客様から求められる環境調査を積極的に行っております。

 

■サーテックの品質・環境方針と管理体制について[PDF]

 

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