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VWが半導体の選定・調達を主導

2022.09.29

自動車1台当たりのECU搭載数

半導体製造関連の国際イベント「SEMICON West 2022」が
米国サンフランシスコで2022年7月12日(現地時間)に3日間開幕されました。

基調講演の1つに、半導体ユーザーの代表としてドイツVolkswagen(VW、フォルクスワーゲン)
のBerthold Hellenthal氏(Strategic Semiconductors Management)が登壇しました。


クルマの未来は半導体に掛かっているとし、
VWの半導体への入れ込みをアピールすると共に、安定供給を呼び掛けました。

 

同氏によれば、車に搭載される半導体は劇的に増加している。
2021年発売の「PORSCHE TAYCAN」では
ECU(Electronic Control Unit)が90になり、搭載する半導体は8,000個になった。
1978年発売の「PORSCHE911」と比べクルマが搭載する半導体が1,000倍に増えた。
今後もクルマに搭載される半導体は増え続け、
ADAS(先進運転支援システム)/自動運転、デジタル化がそれをけん引するといいます。

 

半導体の重要性を認識したVWは、今まで電装品メーカー任せであった
ECU及び半導体を、今後はVW自ら深く関わっていくとしました。

 

今後の車の高機能化に半導体が欠かせない点、半導体不足でクルマの生産が滞る事を防ぐことが狙いとの事です。

 

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